海外旅行に行く前に押さえておきたい1つとして挙げられるのが安全面。
パッケージツアーなどを利用した渡航であれば、衛生管理がされていたり、添乗員がいるため、危険な目にあう可能性は低いと言えます。
しかし、個人で手配をした旅行をされる場合、話は別。
衛生面での配慮が怠り、現地で病気にかかって通院することとなれば、多大な医療費が発生します。
現地でそんな状況になる前に、情報を収集し、対策を練っておきましょう。
農村部や地方などに行く場合には、下記に挙げる予防接種を受けておくと更に安心です。
成人の場合
A型及びB型肝炎、狂犬病、破傷風、日本脳炎
小児の場合
日本で一般的に接種しているものに加え、B型肝炎、狂犬病、破傷風、日本脳炎
いずれの場合も、予防接種は一定の期間を空けないと受けられないものが多いため、計画的な接種の必要があります。(90日程度)
特に乳幼児に至っては日本でも立て続けに予防接種を受けるため、渡越前に長期的な接種計画を立てておきましょう。
ちなみに、上記の予防接種はすべて皮下注射(筋肉注射)です。かなり、とても、痛いです。
詳細は厚生労働省検疫所のホームページをご覧ください。
https://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html
名古屋の予防接種外来
名古屋の予防接種外来は名鉄病院にあります。予約の上診療ください。
https://www.meitetsu-hospital.jp/department/yobousesshu_index/
診療状況などは直接病院へお問い合わせください。また、新型コロナウイルスの影響のため渡航制限されている場合があります。
その他の地域の予防接種外来
厚生労働省検疫所のページから検索できます。
このデータベースは、全医療機関に対する調査結果ではなく、登録を希望された医療機関のみ記載しているようです。
https://www.forth.go.jp/moreinfo/vaccination.html
この記事は「ふむふむベトナム」の許可を得て一部加筆修正し転載しています。